盲導犬キャラバンと募金活動  

 1917年に設立されたライオンズクラブの歴史上、あのヘレン・ケラー女史が国際大会で講演し「暗闇と闘う盲人のための騎士になってほしい」と訴えたことは有名です。 この演説がLCの活動を特色づけることになり,以後視覚障害の方々への支援が広く重点的に取り組まれています。2回のCSFや河川盲目症予防(ノーベル賞の大村智博士のイベルメクチンが特効)のほか献眼など多彩です。
我が岡山西LCでも,2015年(黒田会長)から「盲導犬キャラバン」を始め,次年度(熊沢会長)からは「盲導犬育成のための街頭募金活動」を展開して今日に至っています。今年度も,岡山市内の小学校6校への訪問を7月早々に済ませました。10月に訪問する学校も既に決まっており,毎年お断わりする学校もあるほど好評をいただいております。訪問に同行するメンバーも多く,やりがいを感じる大きなアクティビティーになっています。
見学してくれる小学生は,訓練士とPR犬のパフォーマンスに感嘆し,視覚障害者と盲導犬育成への理解が深まっています。街頭募金では,メンバーだけでなく共感した一般市民の加勢もあって熱心に呼びかけ,多額の協力をいただいています。
今期は,新型コロナウイルスに配慮して募金は中止しましたが,代わりにクラブから10万円を盲導犬協会に寄付しました。

《 岡山西ライオンズクラブ 会長 開 まゆら 》